コイルもありがとう

グレンラガンは力強く真直ぐで素敵なお話だったけれど、コイルもまた別の、デリケートで大切なテーマを正面からきちんと描いてくださいましたね
一見自立しているようで、いちばん現実から逃げていたイサコ。でもちゃんと自分の痛い部分と向き合って戻ってきた！ヤサコが彼女を連れ戻す際に、自らが持っているイサコのイメージ（勇ましい、強い女の子）を大声で叫んだときは「ちょww 子供の残酷さ炸裂www」と一瞬辟易したのだけれど、よくよく考えると彼女は物語の冒頭でイサコの心無い言葉に傷つけられており、それが結果的に自分と向き合うきっかけになっとるのですよね。だからこそ言えた言葉だったんだ。実際、他人の持つ己のイメージから逃げずに向き合うこともまた自立だものな

「友達というのはよく判らないんだ。だがおまえは同じ道を目指して、
同じ道を迷った、仲間だ」
「でも仲間でいるのは、同じ道を目指している間だけだ…」

すごい言葉。その通りだ。それを知らないひと、目を逸らしているひとがどんなに沢山いることだろう。こんな言葉を共有し合える相手を、友達と言わずしてなんと言おう。なんて素敵なお話…　だが一言だけよろしいですか

猫　　目　　が　　心　　配　　す　　ぎ　　るwwwwwwwwwww

彼もイサコさんみたく自由になれるといいよね…！(´Д｀)
というわけで、コイルも長い間楽しませてくださってどうもありがとう！！グレンラガンとコイル、今年はこんなに素晴らしい作品にふたつも出会えて本当にラッキーです。いつもそのとき欲しい言葉をポンとくださる作品たちでした。ありがとう、再放送も大切に楽しませていただきます。グレンもちゃんと観ているよ！！