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追悼のざわめき


先日、旅行で博多にいらしていたお友達と久々に会ってお話しました。漫画話、テニミュ話、ドール・フィギュア話と歓談は尽きず…お名残惜しい。仲のよいお友達はほとんど関東方面にいらっしゃるので、なかなかお会いできないのです

彼女と会った後は、博多百年蔵での「追悼のざわめき」上映へ直行しました。今年二月京都での上映に行き損ねて以来、もうお目にかかることはないと思っていたのですが…まさか地元に来てくださるとは

この映画が撮られたのは20年以上も前。今年9月から上映されているフィルムはデジタルリマスター版とのことですが、そのことを差し引いてもまるで時代というものを感じさせない作品です。安っぽいケレン味がなく、生き物のように熱っぽくて透明。あるいは、そこでたった今息絶えた生き物のように生臭くグロテスク。ドキュメンタリーの如きリアルな純愛ファンタジーなのでございます
特に印象深かったのが幼い兄妹のストーリーでした。兄によるレイプの末に壊れてしまう妹の演技がまるで演技とは思えないのですよ。一体なんなの?あの少女は!美しすぎる…!
とりあえず内容については、ほどほどにしておきます。興味がおありの方はご自身でご覧になって下さい。作る者も、観る者にも相当の覚悟が必要な映画であるとパンフレットにはございます。内容に対する感じ方はともかくこればかりは事実だと思いますのでお気をつけください
(※妊婦さんにはお奨めできません。ご覧になりますとお産に支障をきたすかもしれない)

上映後は壇上で監督自らのお話も聞くことが出来ました
「偏見とコンプレックスを真正面から描きたかった」
「人がなにかを愛するといきなりラブストーリーが始まる」
なんと単純で純粋な動機。ですがなんの含みもないのだと信じられるから不思議です。あとは、ドイツで上映した際のお話もおもしろかった。観客から「あなたは神がいると思いますか」と問われた際に「いるかどうかは知りませんが、いてほしいなと思うてます」とお答になり喝采を受けたのだそう。わかる、うれしいわよね。私にとってもこの一言で充分です

ほかにもたくさん印象深いお話が聞けたのですけれど、きりがありませんのでこのへんで…。ひきこもりな自分にとって素晴らしく濃厚な一日だった!という日記でございました
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かわだ章吾
女性向、成人向漫画をときどき描かせていただいております。体格差&年齢差カップルは性別問わず大好物です
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